(1)銀行融資の担保とプロジェクトファイナンス
銀行融資は、不良債権のリスクを減らすために、担保を要求されることがあります。借手は担保の見返りとして、低い金利やより多額の融資により、資金調達ができます。銀行融資にはプロジェクトファイナンスがありますが、、担保や返済義務を限定するかわりに、より高い金利と手数料が必要になります。地方銀行は融資先が減少していることが指摘されていますが、プロジェクトファイナンスにより融資先を模索しているようですね。
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(2)北都銀行が太陽光発電向けにプロジェクトファイナンス融資
2013年6月28日に北都銀行が、太陽光発電事業を始めとした自然エネルギー関連向け、秋田県内初のプロジェクトファイナンス組成について発表しています。冒頭の画像は、北都銀行のプレスリリースにある、プロジェクトファイナスのスキームです。- 風の王国・潟上(SPC)
- 秋田県潟上市 菅原孝次郎社長
- 地方銀行単独でプロジェクトファイナンス契約を締結
- 北都銀行の融資規模は数億円
(3)事業概要
- 秋田県潟上市
- 太陽光発電の発電規模 2225kw
- 太陽光発電の年間発電量1743Mkwh
(4)太陽光発電事業の事業主体とSPC
- SPCの名前 株式会社風の王国・潟上
- 事業者 株式会社菅与組、株式会社寒風、株式会社アイセス、株式会社風の王国
太陽光発電は、再生可能エネルギーという点で共通していますので、SPCを設立して太陽光発電事業に参入したのか気になりますね。太陽光発電だけでなく、事業責任を明確化したいときは、会社から会計上は独立して運営させるということはよくあります。
太陽光発電ファイナンスの不動産担保は、このプロジェクトで取得しているのか気になります。北斗銀行は、太陽光発電の銀行融資によるメリットは大きいですが、太陽光発電設備に担保設定しているのか気になるところです。
(5)北都銀行 融資のメリットとリスク
- 北都銀行のメリット 融資残高の増加
- 北都銀行のメリット プロジェクトファイナンスの融資契約締結による手数料収入
- 北都銀行のメリット 太陽光発電事業は、固定価格買取制度により安定的な収益が見込める
- 北都銀行のリスク 太陽光発電事業の発電量が見込み以下になる
- 北都銀行のリスク 買取価格の低下
太陽光発電事業の資金調達が盛り上がっていますが、地方銀行が銀行融資にプロジェクトファイナンスを用いたことは、銀行の貸出先増加にも繋がりそうですね。 スポンサードリンク
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